​イベントのお知らせ

■ 2019年8月5日(月)〜9月21日(土)※予定

 豊洲機関区×銀鱗文庫 個展

 

「市場と鉄道」〜鉄道輸送が市場の主流だった往年を物語るイラスト・写真資料の展示〜

 解体工事が進む築地市場。象徴的な大きくカーブを描いた建物は、「鉄道ありき」で構成されました。設計プランができあがった1920年代当時、大量輸送の花形は鉄道便でした。世界に肩をならべる強大な市場を作るには、鉄路を市場へ引き込むことが大命題。汐留貨物駅から側線を引いて市場内の駅「東京市場駅」へ。いちどきに数十両もの貨車をプラットホームに横付けするには、カーブをつけることがベストプランとされたのでした。

 貨車便の活躍はめざましく、最盛期の50年代には日に150両もが入線。汐留と東京市場駅間の鉄路は入線待ちの貨車で埋まるのも日常的な光景でした。

 しかし、60年代に入ると物流の中心はトラック便へ。国鉄(現JR)は鮮魚専用高速冷蔵貨車「レサ」で対抗しますが、時代の趨勢には勝てず、1987年1月31日、廃線となったのでした。残されたプラットホームは、19世紀末に欧米で流行した駅舎スタイル「トレイン・シェッド」を彷彿とさせる威容を保ちつつ、2018年の豊洲市場移転直前まで荷捌きほかに活用されました。

 本企画展は、そんな築地市場の鉄道の記憶をイラストや写真、資料等でふり返ります。

豊洲機関区 (とよすきかんく)

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本名:藤間幸雄

鉄道イラストレーター(描き鉄)。

SNSのフォロワー数約3千。東京臨港部の廃線跡を題材にしたイラスト同人誌を多数発行し、これまでに約1万部数を売り上げている。コミックマーケット3年連続参加。

豊洲の町歩きツアーのホストやアートギャラリー等も企画している。

趣味:鉄道、旅行、映画